真冬の雪国・駒ヶ根での若者二人が教えてくれた
セルフ経済の本質、大切なお金は…
長野・駒ヶ根で薪ストーブ販売の会社にアート・ディレクターとして勤めていた。
仕事終えた金曜の夜に高速にのり、東京の自宅までの片道250kmを時速120kmでカッ飛び、三日後の月曜朝5時に東京を出発し駒ヶ根に戻る通勤500kmを毎週やっていた。
ある真冬の深夜1時ごろ給油のためセルフ・スタンドに向かったら閉まっていた。このガス残量では韮崎・双葉までもたないとアセッていたところ、高速入り口前のスタンドが営業していた。受付から飛び出してきた二人の若者にハイオク満タンを告げ給油をたのんだ。
寒さで白い息を吐きながら一人の青年が手を真っ赤にして窓を拭き、給油をしていた一人からハンドル・ダッシュボード掃除用にと温かいウエスを渡され「タイヤの空気圧は大丈夫ですか?」と聞いてきた。
そのあと高速を走りながら、考えた。
日々のセルフ・スタンド給油で2~3円安い事への一喜一憂するバカらしさを…、寒さの中テキパキと動く彼ら二人の働きぶりが、その事を教えてくれた。〜ガソリン代は5円高くても彼らに払うべきだとね。
0 件のコメント:
コメントを投稿