2019年3月16日土曜日

シーカヤック 一人旅〜その2

 幾人かの仲間たちとシーカヤックで海旅を重ね、漕舟技術を身につけ40余kmのレースで自己の漕波力を確かめる。潮の満ち干きを覚え、海風の中を漕ぎ航り、潮の流れを理解する。 
 その積み重ねた経験をもとに、ある日、満を持して大海原へとたった一人で漕ぎ出した。
 シーカヤックを漕ぎ始めた1996年の夏、大島海峡・赤い岩の岬・デリキョンマから、東シナ海側の出口近くにある「実久」集落の7km区間は、低気圧接近の影響で、途中の「芝」集落の左側の岬・飛び岩を過ぎたあたりから、外洋の波高4〜5mの巨大なウネリが入り込んでいた。
 横なぐりの雨風吹き荒れるなか、外洋の大波と孤独との戦いは2時間半にもおよんだ。

 陽に照らされ、雨に打たれ、風に吹かれて潮に流され、やっとの思いで無人島の砂浜へとたどり着く。

 沈みゆく夕陽をながめ、西の空一面に広がる刻一刻と変化する大パノラマに感動し、その後におとずれる夜の帳の静けさと暗闇の深さ、そして満天の星々の輝きを知る。
 タープ下、赤々と燃えゆく熾き火の温もりの潮風を体に受けつつ、1日のフル・パドリングの疲労と共に、波音を夢枕に深い眠りに落ちるのである。

 シーカヤック一人旅は、そんな充足の日々へと私を誘ってくれるのだった。
 

 真実は旅にあり 知ることの喜び






2019年3月1日金曜日

Colors 美しき世界

オーストラリア在住の娘からメッセージ


 昨年の夏、オーストラリアに住む娘から、ヨーロッパ旅の土産・水彩絵の具パレット・セットが送られてきた。
  フランスの小さなギフト・ショップで、製造販売のすべてを家族で経営しているらしい。その絵の具パレットは薄いスチール製で黒と白の塗装が施され、パッケージの麻布の生地も含め、いかにも手作りの感じがして微笑ましく、なんでも絵の具顔料自体も蜜蝋と自然素材の色彩顔料だという。
 そのためか色の濃度は淡く、水で溶いてもパステル調に似て、ささやかな色合いが特徴。
 水彩筆の場合、いつもはウインザー・ニュートンの水彩絵の具「フィールド・ボックス」を使っているので、この自然素材の顔料を使いこなすのは、なかなか難しい。しかしながら、あ娘からの問いかけ」とすれば、せっかくだから折りに付け、色々とチャレンジしてみようと想う。
 そんな娘から、最近あるYouTube映像がメールで届いた。
 それは。色盲や色弱のハンディ(この表現が適しているとは思えないが…)を持つ人たちが、はじめてその個性を補正できるメガネ〜EnChroma〜エンクロマをかけた時の喜びの瞬間を、記録した映像だった。



 その個性を持つ多くの人たちが、補正メガネをかけて初めて見る色彩への感動、そしてその喜びに動画を見ている私も、ある人を想い、つい涙がこぼれた。 
 そして、今、私たちが生きるに当たり前と思っている、あらゆる色・千光溢れるこの世界に、改めて感動を新たにする。
 と同時に、あの サッチモ、ルイ・アームストロング歌うワンダフル・ワールド「この素晴らしき世界」のあの声が、耳の奥深くに流れ、涙した。

 なんて 美しく 素晴らしい世界 なんだろう  

すべてが 違って 美しい


*EnChroma glasses 始めての補正グラス 画像



 *色盲色弱・色覚を補正するサングラス“EnChroma”

 What a Wonderful World
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself, what a wonderful world
I see skies of blue and clouds of white
The bright blessed day, the dark sacred night
And I think to myself, what a wonderful world
The colors of the rainbow, so pretty in the sky
Are also on the faces of people going by
I see friends shaking hands, saying how do you do
They're really saying, I love you
I hear babies cry, I watch them grow
They'll learn much more than I'll ever know
And I think to myself, what a wonderful world
Yes, I think to myself, what a wonderful world

緑の木々が見える
赤いバラも
君と僕のために咲いているんだ
なんて素晴らしい世界なんだろう
真っ青な空や白い雲が見える
輝かしい祝福の昼
そして暗く神聖な夜
心から思うよ
なんて素晴らしい世界なんだろう


*What A Wonderful World  ルイ・アームストロング


秀樹兄さん と マチャ坊に 奄美より 愛を込めて




2019年2月20日水曜日

風吹く中での着火

マッチ1本で焚き火を熾す?


 寒い季節、風の中での焚き火着火は苦労して当たり前。

 昔は風に強いジッポーのライターをよく使っていたが、そのステンレス本体の重さ、オイルやフリント切れ、それに対してのオイル缶やフリント・ホルダーなど補充と常備携帯のめんどくささに、ジッポーはオイル缶と共にいつしか道具入れの奥の片隅にしまい込まれた。
 気がつけば、ガスやオイル系の調理ストーブをはじめ同燃料系の照明道具全てが、野宿の経験を重ねるごとに無人島やソロ・キャンプのシーンからその姿が消えていったのだった。
 その大きな要因のひとつに、飛行機移動のときに毎回行われる荷物検査がある。ライターひとつを目くじら立てて探しまわっている保安員のバカさ加減に毎回うんざりしていた。タバコ用ライター1~2本でどうやってハイジャックするというのだ!
 ましてやガスやオイル系の調理ストーブ&燃料系と照明道具全てが、カウンターでの機内荷物預けや手荷物持ち込み禁止なのである。
 そんなこんなで結局、機内に持ち込めないガスやオイル系のキャンプ道具は、必然的に道具の棚に置き去りにされるようになった。ま、基本的にガスやオイル系のキャンプ道具は、もともとあんまり好きではないけれど。
 
 ところが、風の中での焚き火着火は、チョーめんどくさい!
 無人島で乾いた流木集め、焚き火床セットアップしていざ着火。しかしマッチ何本擦っても風の神様に吹き消され、2本、3本、4本マッチ束ねても3秒ともたない。
 着火材あれば簡単だけど、そんなの無くても工夫次第で何とかするのが無人島のソロ・キャンプ。アダンの枯れ葉が燃えやすいのは良く知られているが、風吹く中での着火は容易ではない。
 ではどうするか……、まず枯れ葉を2〜3枚重ね、10cm幅に切った麻ヒモ4〜5本をバラバラにほぐして手のひらでこねくり回し、小鳥の巣の大きさにした麻ヒモのボールを枯れ葉に乗せる。その上に乾いた小枝もしくはカラカラに乾いた杉板をナイフで削り、その切れ端を麻ヒモのボールに重ね軽く押しつぶす。その上にローソクを削って小枝の上にかける。その上に枯れ葉を1〜2枚被せて風に飛ばされないように組み上げた薪の下に置く。
 マッチ4〜5本束ねて擦ると同時に麻ひもの中でマッチの赤い火薬部分を燃焼させる。麻ひも〜杉板の木っ端〜ローソクと炎が伝わり、溶けたローソクが小枝に垂れてしばらくの間燃え続け、上の薪に火が着き着火完了。
 それだったら、ローソクでサッサと火をつければいいじゃないかと思うだろう。それが風の中では100円ライターやマッチでは、ローソク自体に火を着けるのはスゲェ〜面倒なんだよ、風吹く中での着火はほんとうにアタマに来るぜ、マッタク!
 ちなみに雨の中での焚き火着火は、上記の要領で小さな種火さえ熾せばあとは何とかなる。濡れた薪は鉈やナイフで縦に十文字に割れば、どんなに表面が濡れていても中心部分は乾いている。その乾いた部分を削り出したり、鉈で切れ目を入れて燃えやすく工夫をすればいい。 
 ま、風吹く無人島や土砂降りの雨の中では一本のマッチでの焚き火着火はまず無理だね。つまり条件のいい場所でのマッチ一本で焚き火を熾すことは何の自慢にもならないのさ。ましてや雨の中ではマッチの先の火薬は、湿気でボロボロなんだから。
〜アレェ〜風に強い 着火ライターのこと知らないのォ?〜って思うキミ、ここは思考の問題、頭だよア・タ・マ〜知恵の習得ってこと。ライターのガスが切れていたらどうするの…?
 経験を重ね、幾多の実践の失敗から習得するのが一番だぜ、火熾しの技は。







2019年2月14日木曜日

杉板1枚の 使い方

一枚の板切れでも、知恵を使えば多機能ツールに

 無人島もしくは多くのソロ・キヤンプでは、まな板用に20cm×35cm幅の杉板1枚を常に持ち歩いていた。
ある時は砂を掘るスコップとして、時にウチワとして焚き火の炎を大きくし、または風上に立てて風をさえぎり炎を抑える。
 雨の日の焚き火熾しには、カラカラに乾いた杉板の端を縦に細かく削り節のようにナイフで切り出し、着火の材料として使っていた。 
 風吹く夜には角に開けた穴に細引きを通して砂に30cm斜めに埋め込み、板ペグとして使いタープのバタつきを抑える。 
 また砂を20cmほど盛り上げ、石を2個水平になるように並べて杉板を置き、上に石を置いて板を安定させ小さなテーブルとして活用。
 そして、ケトル1つあれば湯を沸かし暖かい飲み物やコーンスープ、インスタントみそ汁、チキンラーメンも可能だ。 工夫次第でモチを焼き、磯辺巻き、お雑煮だって イケまっせ~。 
 いまでは、着火用としてタテ端を削られ、最近の自転車キャンプにあわせて軽量ザックに入れるため、お尻をチョン切られ15cm×33cmのサイズにやせ細ってしまった。今年の末までには10cm幅のタクワンお新香・カッティング専用まな板になるかな。

2019年1月26日土曜日

ROLL OVER CAMPING with BIANCHI

   自転車・野宿

 せっかくビアンキのクロス・バイクを手に入れたのだから、しばらくコイツと真剣に遊んでみようと想う。
 ロードランナーではない怠け者は、目的の無いルームランナー的トレーニングは苦手なので、総重量3~5kgのキャンプ道具をパックに担いで、海岸沿いをある程度の距離を走り抜け、気に入った無人の砂浜でお気楽な「焚き火・野宿」を目的としたい。

 沈む夕陽や暮れなずむ夕焼けの大空、もしくは満月の月明かりに照らされた浜辺や満天の星空の夜を、小さな焚き火と共にながめつつ、波の音を夢まくらに眠りに就く。
 浜にそよぐ海風にバタつくタープに目覚め、明け行く朝焼けの空をながめつつ昇る朝日を、渡り鳴く海鳥たちと共に迎える。
そして「焚き火・野宿」を片付け、次ぎなる「焚き火・野宿」を目指し新たな砂浜目指して海辺の路を走り抜ける…… 
そんな、自転車・焚き火野宿の旅」を、しばらくビアンキと遊んでみたい。








2019年1月19日土曜日

クロス・バイク

ビアンキ・ローマtype 4~ゲット!


 2019年、年始早々、ビアンキのクロス・バイク(中古・自転車・超美品)前オーナー委託販売のビアンキ・ローマtype 4を、ちゃんとした自転車ショップにて偶然みつけ、リーチ一発・即買い付けました。ビアンキ・ローマtype 4~2017年モデル本体の外に、なんと、バイクスタンド(タンチョウ)、チタン製ドリンクホルダー、ハンドル・フラッシュライト、リヤ・ストロボライト、ドデカイ防犯ベルト(ブルースネーク)、バイク・カバー、そして空気圧メーター付きの空気入れポンプの7点備品付きで、なんと 総額 45,000円! でした!! 思い立ったが吉日、善は急げ!とはこのこと 也



 ちなみにロード・バイク自転車乗りの友人・孝一兄のアドバイス「何はともあれ公道走るならヘルメットは必需品!」ということで、その翌日、スポーツ・デポ・サイクリング・コーナーにて、数あるヘルメットの中からシンプルなデザインとかぶった感じ、そのフィット感から LAZER社 の黒(割引価格・約9,500円)を即・購入。


 家に帰ってヘルメットの取り説・見たら、なんと シマノ・スポーツ のちゃんとしたヘルメットでした。それと、パット付きインナーパンツと薄手のグローブを一気買いし、ピーカンの晴れた日に、うるま市のバナナハウスの我が家から、海中道路を走り抜け、浜比嘉島までの片道20km、往復40kmを4時間攻めまくりました。ところが、その翌日から2~3日のあいだ、体中の筋肉がバキバキで大変です。 

思い立ったが吉日、 善は急げ!  バッキ バキッ!


2019年1月6日日曜日

猪突猛進! 

2019年

新年 あけまして おめでとうございます。


新たなる年号に向け 我が人生も新たなる発見と感動を求め
チャレンジを 漕ぎ始めます。
サァ 今日から 今年 成せる「夢」の実現に向け、  
漕ぎ出します!
想い起ったが 吉日 也
今年が 皆々様にとって 良き年でありますように お祈り申し上げます。
猪突猛進! 枠から 飛び出せ、自由な心と共に。

本年も 宜しくお願い致します。

平成31年 1月1日 元旦
   伊東孝志 


伊東孝志   南彩63 筆