2018年8月21日火曜日

レイアウト・デザイン・ラフ


最初にあるのはテーマ
次に素材のラフ構成が大切!

 



 伝えるべき「テーマ」に必要な素材をかき
集め、タイトル素材を中心に置き、
脇役をバランス良く周りに配置する。
このバランスが大切!
ページ・レイアウトとは「起承転結」の考
えを基に、タイトル・リード・本文・キャ
プション(細部への説明)の流れが
全てを伝える基本。
それ全てを読み手の立場になって、文字の
読みやすさと文章の流れ、その丁寧さが、
ノン・デザイン・レイアウトだと想う。
ノン・デザインとはデザインを感じさせな
いで読み手もしくは観る側に、伝えるべき
テーマ要素をサラッと簡潔に伝えること。
レイアウト初心者のよくやる升目均等割付
けは論外。文字ヅラやヘッドラインを
揃えたり左右対称も含め、
ただの羅列はつまらい。
レイアウト・デザイナーは非対称の
バランスや美しさを日本の素朴な
「生け花」に学ぶといい。 


(図;8月27日発売予定 Fielder 41号〜連載項・ラフ)




シルエット

早朝4時、20ワットの薄明かりの中
美しい花束がシルエットで輝く。



早朝ふと目覚め、枕元の時計を覗けば朝の
4時、外はまだ薄暗く猫2匹も静かに眠て
いる。ふと足元の障子の隙間から間接照明
の薄明かり手前に、花瓶に挿された花束が
淡いモノトーンのシルエットとなって
輝いていた。
その美しさに観とれしばらく眺めつづけ、
気がつけばその美しさに筆を取り、
花束の光の影を幾つかの面相筆で
墨の濃淡だけで描いた。
なんと夜が明けた
8月2日は、4年前に亡くなった母の
今年で89歳の誕生日だった。 
〜亡き母〜に対する、今を共に生きる
大切な人の「優しさ」を、
この美しいシルエットとして
描き残すのだった。

〜  感謝  〜