2020年10月17日土曜日

無人島にて

 

天の川・星降る無人島の浜辺で 流木焚き火
海風吹くなか、
火の粉が舞い 夜空に輝く

 シーカヤックに衣食住、そして遊び心とその道具を
詰め込んで無人島へと渡り、タープを張り数日野営と
「焚き火」を共に時を過ごす。寝転がって満天の星々
を眺め続けていた夜の11時、真東・水平線の際にオリ
オンが輝く。
 
 それから遅れること1時間半後の12時30分ごろ、
オリオンを追いかけるように、東の水平線からシリウ
スが虹色に輝きながら姿を現した。
 
 流れ星を数えるうちに「焚き火」の炎は消え熾き火
となる。夜通しオリオンとシリウスを眺め続けていた
ら東の空が明けはじめ最後まで輝いていたシリウスが
天空真上の位置で薄青空のなか6時30分ごろ姿を消した。
 
 ジャスト6時間90度!シリウスの輝きをとおして
地球の「自転」4分の1を 体感した瞬間だった。