南国冬だより
寒波到来!
ニュースでは中越地方や新潟、東北、北海道の各地が大雪のため大変な事になっている。
私が子供の頃の奄美では、祖父母をはじめ父母は火鉢ひとつで一冬を過ごしていた。電気が日常に使えるようになった東京オリンピック以降、街の電気屋に白黒テレビと冷蔵庫、手動式脱水ローラー装置付き洗濯機に赤外線?電気コタツが入ってきた。扉ひとつの小さな冷蔵庫には、不思議な事に何故だか取っ手の上にカギが付いていた。
3人兄弟の子供たちと両親を含め5人家族にとって1m四方のコタツは狭く、肩まで潜り込むわたしと姉のぶつかる足で、いつも言い合いをしていた事を想い出す。
そんな奄美の真冬でも暖かい日中では25度を上まわり、正月の家族麻雀ではコタツにスイッチが入っておらずとも、半袖シャツに立て膝ついて、ポンだのチーだのロン!マンガン!!と、熱い激戦を楽しむのだった。
今現在、ここ沖縄では朝夕の外気は13~15度、日中は20度を越える。室内では、手あぶり火鉢ひとつに木炭2~3個の火があれば、室温常時22~23度と心地よい暖かさである。
大きめの火鉢に炭を熾し部屋を暖めると同時に、いくつかのヤカンを掛けて「湯」を沸かしている。
ちなみに、ステンレスの1リットル・ケトルにはコーヒー摘出用・純粋真水を。モスグリーンのホーロー1.5リットル・ケトルには三年番茶もしくは自家製のほうじ茶を常に沸かして煮出しておき、でっかい茶色いヤカンの2.5リットル・コッパーケトルには、パスタ即ボイル用に、または食器洗い用温水、もしくはお風呂の足し湯にと大活躍しているのです。アァ〜楽しい!
適度の炭火との隙間にて、ストーブと違いボコボコ沸騰はせず、静岡や知覧のお茶にはとても良い70〜80度前後の最適なお湯が常に沸いているのと、これまたカミさんに大好評で「焼酎のお湯割りにチョ〜ドいい!」と、チョ~ご機嫌でござんす!
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