真冬にはマイナス10度前後にもなる雪国・長野の駒ケ根から、沖縄に移住して早9年。
駒ヶ根時代には広い18畳ほどの蔵にて薪ストーブを焚きつづけ、ストーブの周囲2~3m圏内にて、4畳半的生活を楽しんでいた。
南国・沖縄の寒さは手焙り火鉢1個で充分寒さはしのぐことができ、たとえ室内温度が15度以下にさがっても、火鉢2個でも熾そうものなら室内はぬくぬくと暖かくなり、気がつけば半袖アロハに短パンという具合である。
もちろん南国・沖縄ということもあるが、正月近くなると炭火が恋しくなり、お餅を焼く口実ついでに12月あたまには、物置から炭と火鉢をガサゴソ取り出し火を熾すのである。
30cm四方の角材2個に琉球松の長板を載せ低めの食卓とする。お餅を焼きスルメをあぶり、湯を沸かしてお茶を淹れ、焼酎をお湯で割リ湯豆腐つついて体を温める。夜ごと集うサバニ仲間らは、楽しさのあまり時を忘れ世が明けることも。
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