雨や風はもちろん、雷の落ちる中でも、タープの下で焚き火を熾して、温かいラム酒入りミルクティーを楽しんでいる。
無人島では、タープを斜めに張って雨水をカヤックのシーソックスに溜め込み、有り余る雨水でお天道様の照りつける中、水風呂だって楽しめるのだ。その後は日中の灼熱太陽パワーで、夕方には暖かい温泉の湯加減も味わえる一石二鳥の天然風呂なのである。
タープをたたく雨音のなかで、漕ぎ疲れた身体を横たえ、ウトウトと眠りにつく事の至福感は、これまたシーソックス天然風呂に、勝るとも劣らない心地よさである。
寒い季節の砂浜で、雨が降り、ときおり風に吹かれる。小さな焚き火を絶えることなく燃やしながら、お湯を沸かしつづけ、簡単な温かい飲み物や食事をとる。
いつしか雨は上がり、風が止み、暖かい太陽が雲の切れ間から顔を出す。陽の暖かな温もり、そのありがたさ。
南の島の、全天候型タープ・ビバーグの楽しさ、面白さ。
これだから「無人島への脱走」は ヤメられない。
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